経営の羅針盤づくり 〜社長の「天命マンダラ®︎」から「経営理念マンダラ」を作る〜 現代は日本経済の不安定化や人材の流動化、AIの急速な発展など、企業を取り巻く環境がめまぐるしく変化しています。「売上はあるのに継続的に成果が出ない」「人材が育たず離職が続く」「新しい価値を生み出したいが方向性が定まらない」──こうした悩みを抱える経営者は少なくありません。 その解決のカギとなるのが 「社長自身のブレない軸」 です。経営理念や判断基準が曖昧なままでは、会社の未来を描くことはできません。逆に、社長自身の価値観や人生の目的を明確にし、それを「経営理念マンダラ」として見える化すれば、揺るがぬ羅針盤となり、経営判断に自信を持てるようになります。 経営理念マンダラとは? 「マンダラ」とは、もともと大宇宙の本質を図で表したもので、中心と周囲の関係を一望できる構造です。これを経営に応用し、社長の人生理念や価値観を整理する「天命マンダラ®︎」から、会社の存在意義を言語化する「経営理念マンダラ」を作ります。 社長の大切にする価値観を可視化する 社長自身の持ち味や個性を経営に反映させる 経営判断や社員育成、評価制度の基準に活用できる 単なる理念づくりではなく、「社長のアイデンティティ」と「会社の進むべき方向性」を一致させること で、組織全体の活力が生まれるのです。 マンダラ思考の強み 私たちの脳は左脳(分析)と右脳(直感)が協働して働いています。「マンダラ思考」はその両面を同時に活かし、 全体像と細部を同時に把握できる思考法 です。直感を整理し、論理に落とし込むことで、経営判断に迷いがなくなります。 大谷翔平選手が夢を実現するために用いた「マンダラチャート」が有名ですが、私は30年以上前からこの手法を活用し、数多くの経営者に実践指導してきました。 経営の羅針盤を手に入れるプロセス 天命マンダラ®︎の作成(価値観・生き方を整理) 経営理念マンダラへ発展(会社の存在意義を言語化) 社内への共有(評価制度や風土改革に反映) 一見遠回りに見えますが、最も本質的なアプローチです。「社長が輝けば社員も輝き、会社が輝けばお客様も喜ぶ」──その循環を生むのが経営理念マンダラなのです。 体験者の声 株式会社日本システム管理 代表取締役 高岡裕氏(東京都小金井市) 「最初は時間がかかる無駄な作業に見えましたが、価値観を付箋に書き出し整理することで、頭の中のモヤモヤが晴れました。数回書き直すうちに、自分が本当に大切にしているものが明確になり、自信を持って経営理念を語れるようになりました。」 株式会社タカキ 取締役副社長 高木聡氏(東京都東大和市) 「事業承継の立場から理念づくりに取り組みましたが、まず自分自身の生き方を整理するところから始める必要があると教えられました。その結果、事業を受け継ぐ意味と自分の役割が明確になり、心の底から自信を持って経営に取り組めるようになりました。」 株式会社小池勝次郎商店 代表取締役 小池博氏(埼玉県深谷市) 「『天命マンダラ』を通じて自分の価値観を知り、頭の中の断捨離ができました。先生の言葉は理論だけでなく、自らの経営体験に裏付けられているので重みがあります。寄り添いながらも厳しく指導していただける存在として、経営に悩む経営者の心強い相談相手です。」